トルコ旅行記(編年体バージョン)

 

4月27日(金)

 成田 => ホンコン =>(バンコク)=> マスカット=> バーレーン(泊)

 この日はホントに「移動日」という感じであった。朝6時頃、自宅を出て成田に行く。フライトは10時発のキャセイパシフィック、ホンコン行き。ほぼ定刻通り成田を飛び立つ。へんな日本映画(なんか宇宙人が攻めてきて海の水を盗もうとする話、キムタクとか北の国からのジュンくんとかが出てた)を見ている間にホンコンに到着。ホンコンで1時間ほど待ってガルフエアーに乗り換える。

 ホンコンからバンコク経由でマスカット(オマーンの首都)へ。バンコクに到着時(現地時間18時)に機体の機械トラブルが発見され、バンコクで3時間ほど足止めを食らう。今日はマスカットで乗り換えて、さらにバーレーンまで行かなければならないのにこんなところで3時間も過ごすとは・・・。

マスカットには2時間遅れで到着(現地時間23時半)。約30分程の乗り換えでなんとかバーレーンにたどり着く。バーレーン到着は翌28日の2時頃(日本時間午前6時頃)、さらにトランジェット手続きをしてマナーマ市内(バーレーンの首都)のホテルに到着したのは3時を過ぎていた。でもバーレーンまでたどり着けたのは運が良かった。同じくバンコクで足止めを食らったヨルダンに行くという日本人3人組は今日の宿泊地アブダビまでたどり着けずにマスカットで一泊したそうだ(後で聞いた話だが)。

 

4月28日(土) 

 バーレーン => イスタンブル => ディヤルバクル =>マルディン(泊)

 モーニングコールで起こされる。午前7時、3時間ほどしか眠れなかった。朝食を取り、8時過ぎにはホテルをチェックアウトした。ホテルから空港までは送迎バスで20分程のドライブだが、それでもアラビア半島の一端を垣間見ることができた。砂漠の中に近代化され高層化された町並みがあるのが、マナーマだった。アラビア半島の多くの都市はこんな光景なんだろうな。空港では出発まで1時間以上があったので、昨晩ホテルのロビーで知り合ったアジア系カナダ人女性とお茶をした。彼女の目的地もトルコだそうだ。彼女の旅は1ヶ月にわたるようでうらやましい限りだ。外人の質問の定番通り「日本人の旅はなんでそんなに短いのか?」という話になった。この質問にはいつも答えるのに苦労する。それは自分自身、なんでもっとゆっくり旅が出来ないのだろう、と常に考えているからかもしれない。

 飛行機はほぼ定刻通り(10時頃)に出発し、約4時間ほどでイスタンブルに着いた。イスタンブルでトルコ航空の国内線に乗り継ぐのだが、フライトは午後6時。到着したのはお昼の12時(バーレーンとトルコには時差が2時間ある)だから、まだ6時間もある。しかし、街に行くにはちょっと時間が足りない。仕方がないから、空港で過ごすことにした。イスタンブルの空港を訪れるのは2回目、ただ新しい空港を訪れるのは初めてだ。新しい空港はトルコのイメージからかけ離れた極めて近代的でヨーロッパ的な空港だった。ものすごく広い。さて、とりあえず国際空港と隣接しているはずの国内線の空港を探してみる。