ロバのティールーム >> ロバのコラム目次<時系列> >> ロバのコラム_2001/02/28

労働について 2001年2月28日(水)晴れ

 

 なんかさ、日本人って働きすぎなんじゃないの、って感じることがよくあるんだよね。朝早くから夜遅くまでよく働くもんです。別に労働を否定するわけではないけれど、なんかさ、起きている時間は全て労働にまわさなきゃならないような脅迫観念的な雰囲気が会社もしくは社会を支配しているよね。なんだろうね、なんかこの息苦しくなるような気持ちは…。社会全体がそうだよね、働かざるもの食うべからず、日々精進せよ、そういう重苦しい社会の雰囲気がたまらなくいやなんだ。

 時間になったら、仕事をやめようよ。昼休みは仕事すんなよ。昼休みに仕事の電話かけてくるなよ。そんなことをよく思ったりするわけ。メリハリがないんだよね。今日できないことは明日にまわそうよ。何も24時間店開けとくことないんやないの?5時すぎてから今日中の仕事を持ってくるな。

なんかやだね。19世紀よりはよくなったのかな、これでも。でも、晩ご飯に家族とともに食卓を囲めない人々の住む国ってなんか変だよ。

 自分の人生より家族の人生より大切なものってあんのかな。確かに食っていくための労働は必要さ、だけど労働に自分自身が支配されてしまうのならそれは本末転倒だね。

 仕事をはやく切り上げて、自分自身の仕事をやりたいのさ、それがぼくの本音さ。自分自身の作り出す仕事には喜びがある、発見がある。

人から与えられる仕事には多少の喜びがあるかもしれないが、やはり独創性に欠ける。独創性に欠ける仕事は最低限にしたい、それがぼくの希望かな・・・。