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旅のスタイル(４)　　　2001年2月6日　火曜日（晴れと曇り）

　しばらく、旅のことを書いていますね。折角書き出したからね、あんまり話題が散逸してももったいないし・・・。

　さて、つぎに旅先での交通手段について。ぼくは基本的にはバスや電車、タクシーなどを利用します（時々飛行機のつかう）。いわゆる東京で移動するときとスタイルは同じですね。特に中近東では鉄道網は発達していないので、長距離移動は際は主にバスを使います。時には乗り合いタクシーを使うこともあります。特に陸路での国境越えの時は、バスよりも乗合タクシーの方がよいです。というのは、出入国の際にあまり長い間待たされなくてすむからです。バスの乗客全員の審査が済まない限りバスは出発できないわけですから、当然と言えば当然ですね。一方、町中では主に乗合タクシーを利用します。国によって違いますが、だいたい１回乗ると５０円程度ですみます。しかし、一人で乗った場合、つまり日本と同じ乗り方をした場合には６倍の３００円かかります。つまり６人分の運賃を一人で払うというシステムなのです。

　次にメシについて。基本的には町のレストランを利用します。レストランと言っても高級のそれではなく、現地の人たちが普段利用している食堂のような場所で食事をします。お昼はジャンクフードで済ませることもあります、サンドイッチなどの・・・。サンドイッチと言ってもコンビニで売っているようなものを想像してはいけません。中近東のそれはシシケバブなどと野菜をホブズ（ナンみたいなもの）で巻いたものが一般的です。わりといけるし、お腹もわりと満たされるんだよね。ただ毎日食うとやっぱり飽きますね。

　それと、イスラム圏を旅行するときに忘れちゃならないのが、ハンマーム、いわゆるトルコ式の蒸し風呂です。これがいいんです、体の芯からぽかぽかするし・・・。シャワーばかりだと疲れがとれないから、時々行きます。ちょうど銭湯のように町の中にあり、５０円ぐらいで利用できます。一昨年、冬のモロッコを訪れたときには毎日行ってしまいました。すごく寒かったんですよ、だから自然と体がお風呂を欲していたんですねぇ～。

　ま、現地での生活はこんな具合です。旅シリーズは今日でとりあえずお開きです。