ロバのティールーム >> ロバのコラム目次<時系列> >> ロバのコラム_2001/02/04

旅のスタイル(2) 2001年2月4日 日曜日(雲の多めの晴れ)

 

 せっかく筆も乗っていることだし、旅のスタイルの続編を今日も書こうと思う。昨日は・・・そうだ出発当日まできたか・・・。

 出発当日はフライトの2時間前までに成田に到着するようにしている。そして多くの格安航空券がそうであるようにチェックインカウンターの前で航空券をもらう。旅行会社からはあらかじめ出発案内書をもらっており、それとパスポートを見せて航空券をもらう。航空券をもらったらすぐに搭乗する航空会社のカウンターへ向かい、チェックインする。そしてボーディングチケットを発行を受ける。手荷物についてだが、原則的にぼくは預けない。ある一定の大きさより小さいと機内持ち込みが可能なのだ。ぼくはいつもリュックサックで出かけるが、これの場合だと45リットルのものまでは大丈夫である。ぼくはいつも45リットルのリュックサックで出かける。預けないとロストバッケージの心配もないし、現地の空港到着後も待ち時間なくスムーズに行動できる。それに長年の経験から45リットル以上の荷物はじゃまになるだけだと判っているから。

 チェックインの後、出国審査を経て、機内へ乗り込む。機内では主に本を読んだり眠ったりして過ごす。海外旅行に行く際によく持っていく本がある。スイフトのガリバー旅行記だ。わりと厚めの文庫本で、1冊持っていくと行き帰りの飛行機でたのしめる。何回も読んだ本だが、あの未知の世界との遭遇が何度読んでも新鮮さを感じさせる作品である。ちょうどこれからの旅行と重なる面もあるわけだし・・・。

 十数時間後、何回か乗り換えなどして、現地の空港に到着する。現地では多くの場合、出入国カードを書かされる。それを書き込みパスポートを持って、入国審査を受ける。入国審査のカウンターは大抵は人でごったがえしてる。自分の順番がくるまで2時間ぐらい待つこともある。仕方がない、日本とは違う時間が流れていると堪忍して、ひたすら自分の順番がやってくるのを待つ。

入国審査と税関を通り過ぎると、ようやく自由の身になれる。そしてそのあとすぐに向かうのが、空港内の両替所。当座、1万円ぐらいのお金を現地通貨に両替する。空港の両替所は概して交換レートがよくないので、あまり大金を両替しない方がいい。町に出た後、銀行や両替所、場合によってはヤミ屋で両替する。

空港からは大抵バスがあるので、バスで町へ向かう。時間帯がわるかったりなどして、バス等がない場合はタクシーを利用する。その際も一人では乗らずに他の旅行者などと交渉してシェアして乗ると、安くつく。

つづきはまた明日。