ロバのティールーム >> ロバのコラム目次<時系列> >> ロバのコラム_2001/02/01
海外ひとり旅 2001年2月1日 木曜日(雨のち曇り)
ぼくはよく一人で海外へ出かける。いわゆるバックパッカーというやつだ。もう10年ぐらいやっているかな。初めて海外に出たのは大学3年の夏だった。リュックサックを背負って、ひとりでドイツ語圏を1ヶ月ぐらい旅した。ドイツ語圏を旅した理由は大学で第2外国語にドイツ語を履修していたことが大きい。ホントはロシアに行きたかったのだが、初めてだからということで、先進国であったドイツを選んだ。次に行ったのは、その3年後のこと、マスターの時の卒業旅行だった。このときも一人、ルーマニアとトルコへ行った。関心は徐々に東方へと移っていったのかも知れない。大学院卒業後は就職した。1年目は大人しくしていたが、2年目からはわりと好きなように振る舞うようになり、長期休暇にさらに有給をつけて旅に出た。97年のGWはシリアとヨルダンを訪れた。その半年後、正月休みはイランで過ごした。翌年の正月休み、こんどはモロッコに行った。そして去年のGW、レバノンとシリアを訪れた。これがぼくの海外体験の全てであるが、見ての通り近年は中近東と呼ばれている地域ばかりに出かけている。やはり中東は面白い。歴史に重みがある。その歴史に裏付けられるように様々な人々が住み、その利害が複雑に絡み合っている。それがおもしろい。
こんどは今年のGWに旅行を企画している。目的地はシリアとトルコ東南部。シリアは3度目になるが、もっと小さな町やキリスト教徒の町に行ってみたい。イスラムの海の中の孤島、キリスト教徒の町に。ぼくの卒論の対象であるシリア正教徒にも会ってみたい。それが今回の旅に大きな目的の一つ。トルコ東南部はバル・ヘブライウスの故郷であり、10世紀頃には多くのシリア正教徒が住んでいた場所である。
眠い・・・、今日も昨日と同じような状況だ。眠い中書いているので、文章に一貫性がないのにはお許し頂きたい。尻切れトンボだが、この辺で寝るとしよう。