ロバのティールーム >> ロバのコラム目次<時系列> >> ロバのコラム_2001/01/29

多趣味であるということ 2001年1月29日 月曜日 (晴れ)

 

 

ぼくはどうも多趣味らしい。なんてぼくをよく知る人なら「今更すっとぼけたことを言ってやがる」と言われるだろうが、自他共に認める多趣味人間であるのは確かなようだ。「あなたの趣味はなんですか」と聞かれると、非常に困る。今数え上げてみても、歴史研究・海外一人旅・鉱物採集・地図収集・地形模型づくり・哲学・アラビア語・パソコン・漂着物(海洋生物)集め・写真・簿記・・・とまあ、こんな感じ。これらを常に平行してやっているのだが、その時期によって熱を入れるものが違っていて、つまり旬ね、例えば今は鉱物採集(5年ぶりの大ブレイク。その前はさらに5年前)と簿記(来月2級を受けるから、というか簿記のシステムにいたく惚れ込んでいたりする、これ作った奴は天才だって)が旬だったりする。でも、卒論のことも考えなきゃってことで、バル・ヘブラエウス(アブー・ル・ファラジュ)の年代記も読み進むという意味では、これから歴史が旬になってくるのかもしれない。最近、このホームページがきっかけでバル・ヘブラエウスの研究者の方(ドイツに留学中)と知己となり、メールのやりとりをするようになりました。ま、この話題は次回にでもおいおいと。で、趣味の話。じゃあ、なんでこんなに多趣味なのか、と質問されるとこれまた困る。だって、知りたいことや楽しいことがいっぱいあるからさ、ととりあえず答える。が、この答えは8割方当たっている。だってホントにこの世は不思議なことで満ちあふれ、その横を素通りするなんてあまりにももったいないんだもん。コーヒーの表面をただようミルクの流れ、家路の急ぐ人々の足どり、住宅街にある様々な屋根の形、雲、冬の木々の枝振りがなぜあんなにきれいなのか、山手線のガタンゴトン・ガタンゴトンという音について、いつでもどこでも不思議なことばかり。それをただ知りたいだけなのだ。あれもこれもと節操がないからひとつに絞れば?とも言われるが、悲しいかな、しぼれない、我慢できないんだ。好奇心の翼は休みをしらない。何かを見つけると、翼は自然とそちらへぼくを導く。それがぼくの多趣味の理由さ。ただ、たしかに中途半端さが伴うのは否定できないな。このホームページもそんなぼくの状況を反映してるね。でも1日は24時間しかないから仕方がないな。気長にやります。ぼくはもともとのんびり屋なんだから・・・。